2016年5月18日水曜日

すぽたん、北の大地へ春旅③知床半島へ

 さて、5月3日。
知床半島。オシンコシンの滝を過ぎてウトロの港にやってきたボクたち。与作号は駐車場で休憩させて「ドルフィン号」という小さいクルーザーで海から知床半島を見るのだ。
「今年は29日から営業開始の予定だったんですけど、天気が悪くて今日が初めての運行です。まだ荒れてますから酔い止め飲んでください。あと、とっても寒いですからベンチコートの貸し出ししてます」
おばたん、コロコロ。転がりそうだ。
セーター来てダウンベストに、マフラーして、トレンチコートのその上に貸し出しのベンチコート、その上に救命胴着を着せられてロボット動きである。
「ううう~」
でも、これでちょうど。
風がびゅうびゅう吹くので顔は寒い。しかもお日さまはからっとした空気の中を真っ直ぐに通ってくるのでじりじり焼ける。
小さいお船は半島に近づいたり、離れたりしながら岬をめざす。
とちゅう斜面に熊の姿、シカの姿がみえた。
港で大さわぎしていたウミネコはいつの間にか消えて、海面を滑走する黒い鳥に変わっている。

染みだしてきた地下水が地層の変わり目から「わ~!行き場がない、海だ~!」って感じで滝になって跳び込んでいく。
カムイワッカの滝は苦くて飲めないから、「人間のものじゃなくてカムイ(神)のワッカ(水)」なのだそうだ。
フレペの滝のそばではクマが水遊びしていた。
知床連山
硫黄山 昨日の硫黄山とは別の山

岬に向かって進む

突端 霞んでいるので見えないがすぐむこうに国後島が見えるらしい
「知床旅情」がごく低い音量で流れる。きっと往年は船上で大合唱が起きたに違いないが、いちおう若いおにいさんからこの歌ができたいきさつなんかがアナウンスされる。
3時間余りの吹きさらしと陽ざらしは、意外と応えたがやっぱり知床は特別・・・っていう気がした。
知床五湖にも行ってみる。
何日か前に降った雪のせいで一湖と二湖しか開放されてない。クマに迷惑をかけないようにこの季節、木道以外を歩く者にはレクチャーと料金がかかる。
人生で初めて花が可愛い時期の水芭蕉にあえたおばたん、大喜び

水面に映る知床の山





晴れて風も静かという、幸せに巡り合って写真の上下がわからないようなすてきな・・・



この先は、神様とクマの国だよ~という声が聞こえてくるような・・・・・・

この日、日中は知床峠も通行可。ボクも羅臼岳の前で記念写真を撮りました。
ぴゅー!うう、飛ばされまいぞ!

あ、シカのおばたん登場?

のんびりしたものです

イケメンのシカもいました
知床半島は、おばたんは2回目なんだって。
「なんかね、すぽたん。
前に来たときはあんまり思わなかったんだけど、すごく別の国にお邪魔してるんだなって気がするのよ。ほんとは、人間が来ちゃいけないところだったのに・・・って。」
そうか、おばたんにも聞こえたんだね。
「ここは、神さまとクマの国」って声が。


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