2018年9月2日日曜日

今頃どこをとんでいるのかな

8月の9日に学生時代の友達が亡くなった。
もう7年くらい病気と闘っていた。
遠くに住んでいたのでこの間で会ったのは1回だけだったけど、いつもメールをくれていて「私の代わりに元気であちこち行ってアップしてね。」とブログの更新を楽しみにしていてくれた。
ここ1,2年私も疲れることが重なって、遅れ遅れの旅ブログしかアップ出来なくなっていたことが悔やまれる。

ちょっと太めの低い声の持ち主でしゃべり方はぶっきらぼうな感じだったけどシャイで繊細で優しい人だった。
すごい電線…月は動けるのだろうか?

今年は夏の暑さと必死で戦っていた気がする。
気がついたらいろんなものをなくしていた。

地上部はすっかり水枯れ。
枯死寸前・・・・・
と、思われたがこの雨の中
根元にちょっと青いものが出て来ようとしている気配。

でもなあ。
夏がボコッと抜けてぽっかり口を開けた大きな穴。
ちょっとなかなか埋まらない。

2018年8月8日水曜日

すぽたんの黒部・立山アルペンルートの旅②称名の滝へ!

旅の二日目。目的地は称名の滝。
昨日の弥陀ヶ原からこの滝の辺りまでがラムサール条約の範囲。
この条約は湿地の保全を目的とした国際条約。(おばたんは、この条約名を思い出そうとすると必ずプルサーマル条約も思い出してしまうらしい。サ行とラ行が多いところしか似てないじゃないか)
もうススキの穂が

おばたんは、以前にブラタモリでここを見てから、
機会があったら行ってみたいと思っていたらしいが、その機会はわりとと早く訪れた。
雨ですっかり掃除され、スカ~ン!と抜けたものすごいような青空だ。
滝までは、上り坂を少し歩くが舗装道路だ。

なんてきれいな山と空!
歩きながら今日も心に刻む。
「国立公園内なので、雑草といえども取ってはいけない!」
田舎育ちなもんで、手に触った枝とか葉っぱとか無意識に取っちゃうんだよね。
山ウドの花



屏風の上を水平に飛行機雲。キトキト空港から?

なんかすごい!
崖が!
屏風のように400メートルくらいのところで揃っている。
アイスクリームスコップで掬ったようなくぼみと緑の縦じまの崖から、メラメラと何かが立ち上ってくる感じ。何だろう?地球の呼吸とか鼓動みたいなもの?
称名川は流れに段々がいっぱいつけられていて流れの音が大きい。セミの声と流れの音だけだ。
ここはトンボの国でもある。
オレンジ色の赤とんぼがいっぱいいた。
それがオニヤンマの群れに変わり、もう少し上るとまた赤とんぼゾーンに変わった。

「あそこが滝だね!」
屏風に深い切れ目が入ったあたりから白い煙が上っている。
水煙だ。
水煙で写真に紗がかかっちゃう
「おお~きもちいいねえ!涼しいねえ」
滝のずいぶん手前からミストで水浴び状態。
反対側には虹も出ている。
上を見上げると無数の赤とんぼがキラキラ舞う。
滝の音、すごい。
弥陀ヶ原の台地からドーンと1段、2段、3段、4段と墜ちて、
落差350メートルだそうだ。


「う~ん」
なんか不思議な気持ちになるところだったよ。
称名っていうのは、仏さまの名前を唱えるっていう意味だと思うんだけど、昔の人はここで思わず「南無阿弥陀仏・・・」と唱えたんだろうね。
滝の上にも行ってみたかったなぁ。


今回の旅をご一緒したキブナ君と記念写真









2018年8月5日日曜日

すぽたんの黒部・立山アルペンルートの旅①

7月29日。
すぽたん、今回はキブナ一家と合流しての旅である。
麓の信濃大町は晴れていて、謎の雷鳥にも遭遇し(猫額園便り参照してね)幸先のいい旅のスタート。

ところで、アルペンルートには厳重なマイカー規制がかかっている。
今回は黒部から立山経て富山へ出る、という旅なので与作号は「マイカー回送サービス」を頼んだ。長野側の扇沢から日本海周りで富山の立山駅に運んでくれるという便利なサービスだけど、なんと2万円もかかる!
アルペンルートのケーブルだのロープウエイだのの乗車券もお高いのでツアーで行った方がお得かもしれないね。

黒部ダムにて  ここは1470m


あら~黒部ダムは雨だ。
台風が逸れたとはいえ、空の状態はまだ怪しく、向こうの山に湧く雲が次々流れてきてはザーッと強い雨を降らすよ。
5月に見渡せた山々も雲の中。
でも、今回はダムの放水期間なので、すごい水量の放水を間近に見られた。
すごい!

それにしても・・・
「晴れないね~」
「おかしいねえ。きっと室堂に出たら晴れてるよ。」
ロープウエイも雨に打たれている。
大観峰でも峰は見えず。トロリーバスを乗り継いで室堂へ。
これらの山が見えるはず・・・

エメラルドグリーンのはずの黒部湖もグレー
でも、これはこれでステキでしょ

室堂にて ここは2450m

「わ~い、晴れてる~♡」
風は強いがとりあえず晴れだ。
旅を取りやめた人もいるのだろう、ハイシーズンにしては人が多くなかった。
立山の頂上と言われるのはここから「登山」になる雄山。
でも、おばたんやすぽたんのような者にとっては、ここ室堂が立山である。
「ここでご飯食べて、みくりが池へ行って、バスで弥陀ヶ原に行って、またバスに乗って美女平からケーブルカーで立山駅に出てそこで与作号を引き取ります」という行程。
まずは、ごはん!
立山ホテルのレストランで富山ブラックラーメン、いただきます。
白エビ天プラもおいしいよ














ミクリが池 

山の天気は変わりやすくて池の色もコロコロ変わる。池の周りには雪が残っている

 はるか富山湾やその向こうに能登半島も見えた。お花もいっぱい咲いている!
きゃー!毒草トリカブト!

なにかな?

チングルマ?
高山のお花たちを見て歩いている間にまた、雨雲が・・・次の所へGO!
弥陀ヶ原にて 1930mだよ

キスゲがあちこちに咲いている



すぽたんの好きな木道

弥陀ヶ原は高層湿原。ここまで降りてきたらお日さまカンカン照りになった。
暑い~。この夏の異常な暑さのせいか、小さい流れや池塘が干上がって痛々しい赤土になってしまっているところがいっぱい。
この池塘のことを「ガキ田」と呼ぶんだって。地獄に落ちて餓鬼になった人たちが飢えをしのぐための田んぼに見立ててそう呼ぶらしい。その田んぼが干上がっちゃったら餓鬼たち、どうなるんだろう。
この水たまりがガキ田
その晩、ホテルで立山の曼荼羅絵を見たけど、それは立山山ろくの実景とリンクして描いてあるんだって。荒涼とした高山、ガスの噴き出す岩場、熊笹やワタスゲのゆれる湿地ってあの世を思わせるところがあるね。でも、2018年のお気楽な観光客だから、ボク達。 晴れてよかったねなんていいながら楽しく歩いたよ。
近くに六甲学院のセミナーハウスがあって吹奏楽部が合宿しているのか、ホルンやラッパの音が響いて来てた。いい感じ~
こんなところで合宿っていいな。

美女平にて ここはもう977m

このあたりの森には、樹齢の高い立派な杉の木が多い。
駅の脇の杉も由緒ある杉のようだ・・・
この日の富山県台風のあとのフェーン現象とかで、めちゃくちゃ蒸し暑い。早々に
ケーブルに乗って立山駅に与作号を引きとりに向かいました。
明日は、称名の滝にいきます。


この歌を3度となえて祈れば願いが叶うとか「美しき御山の杉よ 心あらば 我が密かなる祈りききしや」




























あ、雷鳥だ!・・・あれは、果たして本物か?

「モロ台風の進路だよ!長野は大雨!立山はロープウェイが止まるよ。」と言われながら「いやいや、きっと大丈夫!」と出発した黒部立山アルペンルートの旅。
やはり台風は進路を変え信濃大町はなんとか青空。

「アルペンルート前最後のコンビニ」で水を調達した直後、与作号が急ブレーキ!
「あ~びっくりした!」
「雷鳥ちゃう?」
「うっそ、こんなところにいてる?」(びっくりすると関西弁になる一家である)
なんと4羽の雷鳥が道を横切って行ったのである!
「2000メートルあたりにいるんでしょ?」
「コンビニの横にはいないよ。うずらじゃないの?キジかも?」
4人とも目を疑っていろんなことを言っていたが、前日山岳博物館で多くの写真やはく製をみたおばたんは確信している!「あの雉の仲間らしくないつぶらな黒目、太い足、ウズラよりは長く雉よりは短い尾っぽ、彼らは雷鳥一家にまちがいない。」
写真!と色めき立って後を追ったが、あっという間に深い葛の草むらに隠れてしまった。
というわけで写真が無いので銘菓「雷鳥の里」に入っている雷鳥で

コンビニの横の道、というと手あかがついた道っぽいけど、標高は800メートル以上、コンビニのうたい文句通りこの先は、アルペンルートに続く森しかない。
おばたんは、このあたりに住む雷鳥だっている、と思うんだけど。
2年ほど前に山岳博物館から「雷鳥が脱走」という事件もあったそうだが・・・

ところで、雷鳥の英語ってthunder birdじゃないんだね。知らなかった~
サンダーバードは雷を起こすという伝説を持つ大鷲のような鳥なんだって。確かに子供の時はまって見ていた人形劇?「サンダーバード」と飛ばない鳥は微妙に合わない気もする。
grouseとかptarmiganっていうんだって。









2018年7月9日月曜日

虹のしっぽ展21th会期終了!ありがとうございました!

虹のしっぽ展は7日土曜日に会期を終えました。
関東地方は予想外に早い梅雨明けで、たくさんのお客様に来ていただきました。
来てくださったみなさん、遠くから応援してくださったみなさん、ありがとうございました!
最終日の朝

中はこんな感じです

お花いただきました♡


もりたの展示 左は昨年出版のこぐまのおみやげの原画、真ん中は直前に描いた雨の日の絵、
右は今回のえほん「みんなおっき」
取手市立図書館のボランティアの方が「るーぱくんのおべんとう」を布絵本にしてくださいました

レンコンもイチゴもはずせます。そっくりだし~。すごい再現性と丁寧なお仕事で感動しました

それにしても、西日本の雨被害・・・
「雨がいっちょも止まんのじゃ。
おまはんとこ、もう梅雨明けとんじゃろ、ええなあ。
うちや、もうお日ぃさん何日も見てないんでよ。」という母の言葉を聞いたのが木曜日。
お天気アプリで見ると、雨竜のように延びて切れることのない雨雲。
「今回の雨は嫌な予感。なんかホンマに怖いなあ・・・。」と
後半は四国で一人暮らしの母が気になる会期でした。

雨が止んでみると、各地で甚大な被害。
本当にどうしちゃったんだろう、日本のあめつち。

「雨が止んでから川見てきたらな、吉野川が橋のとこまで広がって来とって、谷の水が行き場がのうなってまいまいして渦巻きよったんでよ。恐ろしいなあ。」
「ってか、おかあさん、川見に行ったらいかん、
って言うとったのに、結局行ったんじゃな。」
「いやいや、もう雨あがっとったし、橋には手すりがあるけん大丈夫じゃ。」
危ないわあ。
避難指示も出ていたようだけど、ダムの放水調節もうまく行って、山も崩れなかったので実家の辺りは幸い無事でした。(過去にはダムの放水で浸水したことが何度もあった)

雨でこんなに亡くなった人や家が流された人が出るなんて・・・。
1人でも多くの人が無事見つかりますように。
一日でも早く復旧しますように。

2018年7月4日水曜日

虹のしっぽ展開催中です

絵本のグループ展のお当番にきています。
スマホでブログ書くのは苦手。老眼にはキツイのねん。
今回の展示の様子はこんな感じです。
今日はお客様が来ないなあ。


2018年6月20日水曜日

チャグチャグ馬コに行きました

岩手への旅2日目は、チャグチャグ馬コ!

仙台に住んでいた時に隣県のこの行事を見て以来、いつか行きたいなあと憧れ、
数年前に当時岩手にいたコウロンから「チャグチャグ馬コ見たよ♡」という知らせを聞いて更に「行きたい~」と願っていたのだ。
願いは叶えるもの!
おばたんは、ついに出かけたのだ~!




朝8時過ぎ苗の揺れる田圃道を鬼越蒼前神社(Onikosi Souzenzinzya)に急ぐ。
道の馬糞を見つけてワクワク。
風に流れてくるいななきを聞いてワクワク。
神社の境内は着飾った馬たちでいっぱいだった。
馬の首にかけられた鳴り輪や衣装に100個もとりつけられた鈴が鳴って、なんとも賑やかで晴れがましい!
仔馬を連れた母馬が意外と多い。
「何歳なんですか?」
「何歳ってねぇ・・・3か月くらいだな。」
「ええ?まだそんななんですね!
来年はデビューするんですか?」
「うん。そうだな。」

甘えん坊の仔馬にママも心配そう
馬の上には絣に笠をかぶった女の子や、紺の半被にきりりと鉢巻をしめた男の子。
幼稚園児から小学校低学年くらいの子が多い。中には2歳か3歳くらいの子もいるがみんな馬上でキリリ、しゃんとしている。
馬たちは、サラブレッドとは全然違う。たくましくてとにかく脚が太い
興奮していななきバタバタしている馬もいるが子供たち、全然動じていないのがすごい。
美しい小荷駄装束の馬コと凛々しい少年!お姉ちゃんの衣装もかわいいね
馬たちは神前にお参りして出発して行った。

ここから14キロ歩いて休憩をはさんで、午後早くに隣町盛岡市の八幡神社に着くんだって。
仔馬たちもママからおっぱいをもらうんだね。
ボクとおばたんも3キロくらいついて歩いた。
あいにくこの日岩手山は見えなかったけど、80頭近い馬コの行列は、沿道にずっと続く応援の人たちに見守られて、ちゃんがちゃんがと鈴を鳴らしながら
「絵に描いたような日本」の中を進んでいったよ。
チャグチャグ馬コはもうそれ自体がファンタジーだ。
いってらっしゃ~い!子供たちも仔馬もがんばれ~!

蒼前神社近くの田んぼ左側の人だかりが人気の撮影ポイントらしいよ

馬コの歩みは意外と速いよ


南部と言われるこの地方は、古代から馬の名産地で、馬たちはとても大切にされてきた。
「つい最近までは(昭和?)南部曲がり家といわれる建物で、人と馬が同じ空間で暮らしていたんですけどね。」とガイドさん。
遠野物語の「おしらさま」の伝承もそんな生活の中から生まれたものだ。
でも、もう農耕に使われている馬コはいないそうだ。
「この祭りに出るために育ててる。」
「馬コかわいいからな。ペットと同じだ。」とおじさんたちが言っていた。

おばたんたちは、盛岡駅の近くで馬コ行列をお迎えした。
馬上の姫と騎士たち頑張っている。ほとんど寝ちゃっている子もいるけど、ほとんどの子が声援に応えて笑顔で手を振っている。仔馬たちもちゃんと来ているぞ。
馬コたちも行進にすっかり慣れて、いなないたり、駆けだしそうになったりしないでアスファルトの大通りを歩いている。(出発したばかりの時は、していた)
盛岡市内 城址近く パレードも終盤だ


盛岡を発つ間際に八幡神社の前を通ったら、きれいな飾りを取って素に戻った馬コと姫たち、御付きの人々が帰り支度をしていた。近在の馬コは歩いて、遠くから来た馬コは車で帰る。
「おつかれさま、また元気で来年も行進に加わってね。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ボクとおばたんは、馬コをみてとってもうれしかった!
でもこのうれしさは、なんだか哀しい気持ちにも似ていたよ。
長年の願いが叶っちゃったからなのか、馬コたちの過去未来になんか哀しいものが入っているからなのか、ファンタジーだからなのか

今でも思い浮かべると鼻の奥がつーんとしてくるんだよ。





















2018年6月13日水曜日

フムフム、これがDragon Eyeか~

6月8日。
ボクとおばたんは、岩手県と秋田県の境にある八幡平にいた。
本州も梅雨入り、東北の空も雲に覆われて微妙だ。
おばたんの「晴れ女」パワー持つかなぁ。


八幡平は火山。爆発したときの火口に水がたまった沼があちこちにあるよ
多分シラネアオイ


サンカヨウ?

エンレイソウ?

ショウジョウバカマ?

クラブツーリズムのツアーに入ってここにいる。
この日の観光目玉は、くしくもDragon Eye。
 龍の目玉。

春先に申し込んだときにはなんだろう?と思った。
最近は、雪解けにまつわる自然現象としてテレビでよく紹介されている。

高山の池や沼に積もった雪が周辺部から融けて行って、真ん中が丸く残るんだね。
沼のそこには雪が残っているから空が写って瞳の白い、青い目ができる。
丸く溶け残っている時期に出会うかどうかは運。
「何日か前のツアーでは三日月型だったみたいなんですが、どうかしら?」
添乗員さんを追い抜いておばたん、雪の残る山道をドカドカ進む。
今回の荷物のメインはここを歩くためのスノーブーツだったんだ。
頂上に近く、風が強いので木々は背が低い。
あ、桜の樹もある。こんどこそ今季最後の桜だろう。
手前が桜。奥に白骨林

奥が秋田方向

林の間にまだ雪がある。結構黒く汚れてシャーベット状だよ

樹の間から雪のあいだに・・・


「あ~、これがドラゴンアイ!」


ドローンを飛ばしている人がいた。
確かに普通に横から撮ったんじゃ向こう側が写せず、龍眼 には見えないね。肉眼では丸くなってるのがわかったんだけど。

ふむふむ。
観光写真は、きっと青空の時に、汚れた雪の上をきれいに削って、ドローンで真上から撮ってるんだね。





今頃どこをとんでいるのかな

8月の9日に学生時代の友達が亡くなった。 もう7年くらい病気と闘っていた。 遠くに住んでいたのでこの間で会ったのは1回だけだったけど、いつもメールをくれていて「私の代わりに元気であちこち行ってアップしてね。」とブログの更新を楽しみにしていてくれた。 ここ1,2年私も疲れるこ...