昨日の弥陀ヶ原からこの滝の辺りまでがラムサール条約の範囲。
この条約は湿地の保全を目的とした国際条約。(おばたんは、この条約名を思い出そうとすると必ずプルサーマル条約も思い出してしまうらしい。サ行とラ行が多いところしか似てないじゃないか)
もうススキの穂が |
おばたんは、以前にブラタモリでここを見てから、
機会があったら行ってみたいと思っていたらしいが、その機会はわりとと早く訪れた。
雨ですっかり掃除され、スカ~ン!と抜けたものすごいような青空だ。
滝までは、上り坂を少し歩くが舗装道路だ。
なんてきれいな山と空! |
「国立公園内なので、雑草といえども取ってはいけない!」
田舎育ちなもんで、手に触った枝とか葉っぱとか無意識に取っちゃうんだよね。
山ウドの花 |
屏風の上を水平に飛行機雲。キトキト空港から? |
なんかすごい!
崖が!
屏風のように400メートルくらいのところで揃っている。
アイスクリームスコップで掬ったようなくぼみと緑の縦じまの崖から、メラメラと何かが立ち上ってくる感じ。何だろう?地球の呼吸とか鼓動みたいなもの?
称名川は流れに段々がいっぱいつけられていて流れの音が大きい。セミの声と流れの音だけだ。
ここはトンボの国でもある。
オレンジ色の赤とんぼがいっぱいいた。
それがオニヤンマの群れに変わり、もう少し上るとまた赤とんぼゾーンに変わった。
「あそこが滝だね!」
屏風に深い切れ目が入ったあたりから白い煙が上っている。
水煙だ。
水煙で写真に紗がかかっちゃう |
滝のずいぶん手前からミストで水浴び状態。
反対側には虹も出ている。
上を見上げると無数の赤とんぼがキラキラ舞う。
滝の音、すごい。
弥陀ヶ原の台地からドーンと1段、2段、3段、4段と墜ちて、
落差350メートルだそうだ。
「う~ん」
なんか不思議な気持ちになるところだったよ。
称名っていうのは、仏さまの名前を唱えるっていう意味だと思うんだけど、昔の人はここで思わず「南無阿弥陀仏・・・」と唱えたんだろうね。
滝の上にも行ってみたかったなぁ。
今回の旅をご一緒したキブナ君と記念写真 |