2018年8月8日水曜日

すぽたんの黒部・立山アルペンルートの旅②称名の滝へ!

旅の二日目。目的地は称名の滝。
昨日の弥陀ヶ原からこの滝の辺りまでがラムサール条約の範囲。
この条約は湿地の保全を目的とした国際条約。(おばたんは、この条約名を思い出そうとすると必ずプルサーマル条約も思い出してしまうらしい。サ行とラ行が多いところしか似てないじゃないか)
もうススキの穂が

おばたんは、以前にブラタモリでここを見てから、
機会があったら行ってみたいと思っていたらしいが、その機会はわりとと早く訪れた。
雨ですっかり掃除され、スカ~ン!と抜けたものすごいような青空だ。
滝までは、上り坂を少し歩くが舗装道路だ。

なんてきれいな山と空!
歩きながら今日も心に刻む。
「国立公園内なので、雑草といえども取ってはいけない!」
田舎育ちなもんで、手に触った枝とか葉っぱとか無意識に取っちゃうんだよね。
山ウドの花



屏風の上を水平に飛行機雲。キトキト空港から?

なんかすごい!
崖が!
屏風のように400メートルくらいのところで揃っている。
アイスクリームスコップで掬ったようなくぼみと緑の縦じまの崖から、メラメラと何かが立ち上ってくる感じ。何だろう?地球の呼吸とか鼓動みたいなもの?
称名川は流れに段々がいっぱいつけられていて流れの音が大きい。セミの声と流れの音だけだ。
ここはトンボの国でもある。
オレンジ色の赤とんぼがいっぱいいた。
それがオニヤンマの群れに変わり、もう少し上るとまた赤とんぼゾーンに変わった。

「あそこが滝だね!」
屏風に深い切れ目が入ったあたりから白い煙が上っている。
水煙だ。
水煙で写真に紗がかかっちゃう
「おお~きもちいいねえ!涼しいねえ」
滝のずいぶん手前からミストで水浴び状態。
反対側には虹も出ている。
上を見上げると無数の赤とんぼがキラキラ舞う。
滝の音、すごい。
弥陀ヶ原の台地からドーンと1段、2段、3段、4段と墜ちて、
落差350メートルだそうだ。


「う~ん」
なんか不思議な気持ちになるところだったよ。
称名っていうのは、仏さまの名前を唱えるっていう意味だと思うんだけど、昔の人はここで思わず「南無阿弥陀仏・・・」と唱えたんだろうね。
滝の上にも行ってみたかったなぁ。


今回の旅をご一緒したキブナ君と記念写真









2018年8月5日日曜日

すぽたんの黒部・立山アルペンルートの旅①

7月29日。
すぽたん、今回はキブナ一家と合流しての旅である。
麓の信濃大町は晴れていて、謎の雷鳥にも遭遇し(猫額園便り参照してね)幸先のいい旅のスタート。

ところで、アルペンルートには厳重なマイカー規制がかかっている。
今回は黒部から立山経て富山へ出る、という旅なので与作号は「マイカー回送サービス」を頼んだ。長野側の扇沢から日本海周りで富山の立山駅に運んでくれるという便利なサービスだけど、なんと2万円もかかる!
アルペンルートのケーブルだのロープウエイだのの乗車券もお高いのでツアーで行った方がお得かもしれないね。

黒部ダムにて  ここは1470m


あら~黒部ダムは雨だ。
台風が逸れたとはいえ、空の状態はまだ怪しく、向こうの山に湧く雲が次々流れてきてはザーッと強い雨を降らすよ。
5月に見渡せた山々も雲の中。
でも、今回はダムの放水期間なので、すごい水量の放水を間近に見られた。
すごい!

それにしても・・・
「晴れないね~」
「おかしいねえ。きっと室堂に出たら晴れてるよ。」
ロープウエイも雨に打たれている。
大観峰でも峰は見えず。トロリーバスを乗り継いで室堂へ。
これらの山が見えるはず・・・

エメラルドグリーンのはずの黒部湖もグレー
でも、これはこれでステキでしょ

室堂にて ここは2450m

「わ~い、晴れてる~♡」
風は強いがとりあえず晴れだ。
旅を取りやめた人もいるのだろう、ハイシーズンにしては人が多くなかった。
立山の頂上と言われるのはここから「登山」になる雄山。
でも、おばたんやすぽたんのような者にとっては、ここ室堂が立山である。
「ここでご飯食べて、みくりが池へ行って、バスで弥陀ヶ原に行って、またバスに乗って美女平からケーブルカーで立山駅に出てそこで与作号を引き取ります」という行程。
まずは、ごはん!
立山ホテルのレストランで富山ブラックラーメン、いただきます。
白エビ天プラもおいしいよ














ミクリが池 

山の天気は変わりやすくて池の色もコロコロ変わる。池の周りには雪が残っている

 はるか富山湾やその向こうに能登半島も見えた。お花もいっぱい咲いている!
きゃー!毒草トリカブト!

なにかな?

チングルマ?
高山のお花たちを見て歩いている間にまた、雨雲が・・・次の所へGO!
弥陀ヶ原にて 1930mだよ

キスゲがあちこちに咲いている



すぽたんの好きな木道

弥陀ヶ原は高層湿原。ここまで降りてきたらお日さまカンカン照りになった。
暑い~。この夏の異常な暑さのせいか、小さい流れや池塘が干上がって痛々しい赤土になってしまっているところがいっぱい。
この池塘のことを「ガキ田」と呼ぶんだって。地獄に落ちて餓鬼になった人たちが飢えをしのぐための田んぼに見立ててそう呼ぶらしい。その田んぼが干上がっちゃったら餓鬼たち、どうなるんだろう。
この水たまりがガキ田
その晩、ホテルで立山の曼荼羅絵を見たけど、それは立山山ろくの実景とリンクして描いてあるんだって。荒涼とした高山、ガスの噴き出す岩場、熊笹やワタスゲのゆれる湿地ってあの世を思わせるところがあるね。でも、2018年のお気楽な観光客だから、ボク達。 晴れてよかったねなんていいながら楽しく歩いたよ。
近くに六甲学院のセミナーハウスがあって吹奏楽部が合宿しているのか、ホルンやラッパの音が響いて来てた。いい感じ~
こんなところで合宿っていいな。

美女平にて ここはもう977m

このあたりの森には、樹齢の高い立派な杉の木が多い。
駅の脇の杉も由緒ある杉のようだ・・・
この日の富山県台風のあとのフェーン現象とかで、めちゃくちゃ蒸し暑い。早々に
ケーブルに乗って立山駅に与作号を引きとりに向かいました。
明日は、称名の滝にいきます。


この歌を3度となえて祈れば願いが叶うとか「美しき御山の杉よ 心あらば 我が密かなる祈りききしや」




























あ、雷鳥だ!・・・あれは、果たして本物か?

「モロ台風の進路だよ!長野は大雨!立山はロープウェイが止まるよ。」と言われながら「いやいや、きっと大丈夫!」と出発した黒部立山アルペンルートの旅。
やはり台風は進路を変え信濃大町はなんとか青空。

「アルペンルート前最後のコンビニ」で水を調達した直後、与作号が急ブレーキ!
「あ~びっくりした!」
「雷鳥ちゃう?」
「うっそ、こんなところにいてる?」(びっくりすると関西弁になる一家である)
なんと4羽の雷鳥が道を横切って行ったのである!
「2000メートルあたりにいるんでしょ?」
「コンビニの横にはいないよ。うずらじゃないの?キジかも?」
4人とも目を疑っていろんなことを言っていたが、前日山岳博物館で多くの写真やはく製をみたおばたんは確信している!「あの雉の仲間らしくないつぶらな黒目、太い足、ウズラよりは長く雉よりは短い尾っぽ、彼らは雷鳥一家にまちがいない。」
写真!と色めき立って後を追ったが、あっという間に深い葛の草むらに隠れてしまった。
というわけで写真が無いので銘菓「雷鳥の里」に入っている雷鳥で

コンビニの横の道、というと手あかがついた道っぽいけど、標高は800メートル以上、コンビニのうたい文句通りこの先は、アルペンルートに続く森しかない。
おばたんは、このあたりに住む雷鳥だっている、と思うんだけど。
2年ほど前に山岳博物館から「雷鳥が脱走」という事件もあったそうだが・・・

ところで、雷鳥の英語ってthunder birdじゃないんだね。知らなかった~
サンダーバードは雷を起こすという伝説を持つ大鷲のような鳥なんだって。確かに子供の時はまって見ていた人形劇?「サンダーバード」と飛ばない鳥は微妙に合わない気もする。
grouseとかptarmiganっていうんだって。









大中恩先生が亡くなって・・・

娘が最初に覚えた歌が「さっちゃん」だった。 舌足らずの可愛い声で 「さっちゃんわえ~さっちこてう~ンだほんとらよ♪」 褒めるとどんどんレパートリーを増やし、2歳過ぎにはたいていの童謡は覚えていたので 「この子は天才ではないか???」と勘違いしたのも懐かしい。 去年...