すぽたん、今回はキブナ一家と合流しての旅である。
麓の信濃大町は晴れていて、謎の雷鳥にも遭遇し(猫額園便り参照してね)幸先のいい旅のスタート。
ところで、アルペンルートには厳重なマイカー規制がかかっている。
今回は黒部から立山経て富山へ出る、という旅なので与作号は「マイカー回送サービス」を頼んだ。長野側の扇沢から日本海周りで富山の立山駅に運んでくれるという便利なサービスだけど、なんと2万円もかかる!
アルペンルートのケーブルだのロープウエイだのの乗車券もお高いのでツアーで行った方がお得かもしれないね。
黒部ダムにて ここは1470m
あら~黒部ダムは雨だ。
台風が逸れたとはいえ、空の状態はまだ怪しく、向こうの山に湧く雲が次々流れてきてはザーッと強い雨を降らすよ。
5月に見渡せた山々も雲の中。
でも、今回はダムの放水期間なので、すごい水量の放水を間近に見られた。
すごい!
それにしても・・・
「晴れないね~」
「おかしいねえ。きっと室堂に出たら晴れてるよ。」
ロープウエイも雨に打たれている。
大観峰でも峰は見えず。トロリーバスを乗り継いで室堂へ。
これらの山が見えるはず・・・ |
エメラルドグリーンのはずの黒部湖もグレー でも、これはこれでステキでしょ |
室堂にて ここは2450m
風は強いがとりあえず晴れだ。
旅を取りやめた人もいるのだろう、ハイシーズンにしては人が多くなかった。
立山の頂上と言われるのはここから「登山」になる雄山。
でも、おばたんやすぽたんのような者にとっては、ここ室堂が立山である。
「ここでご飯食べて、みくりが池へ行って、バスで弥陀ヶ原に行って、またバスに乗って美女平からケーブルカーで立山駅に出てそこで与作号を引き取ります」という行程。
まずは、ごはん!
立山ホテルのレストランで富山ブラックラーメン、いただきます。 白エビ天プラもおいしいよ |
ミクリが池 |
山の天気は変わりやすくて池の色もコロコロ変わる。池の周りには雪が残っている |
きゃー!毒草トリカブト! |
なにかな? |
チングルマ? |
高山のお花たちを見て歩いている間にまた、雨雲が・・・次の所へGO! |
キスゲがあちこちに咲いている |
すぽたんの好きな木道 |
弥陀ヶ原は高層湿原。ここまで降りてきたらお日さまカンカン照りになった。
暑い~。この夏の異常な暑さのせいか、小さい流れや池塘が干上がって痛々しい赤土になってしまっているところがいっぱい。
この池塘のことを「ガキ田」と呼ぶんだって。地獄に落ちて餓鬼になった人たちが飢えをしのぐための田んぼに見立ててそう呼ぶらしい。その田んぼが干上がっちゃったら餓鬼たち、どうなるんだろう。
この水たまりがガキ田 |
その晩、ホテルで立山の曼荼羅絵を見たけど、それは立山山ろくの実景とリンクして描いてあるんだって。荒涼とした高山、ガスの噴き出す岩場、熊笹やワタスゲのゆれる湿地ってあの世を思わせるところがあるね。でも、2018年のお気楽な観光客だから、ボク達。 晴れてよかったねなんていいながら楽しく歩いたよ。
近くに六甲学院のセミナーハウスがあって吹奏楽部が合宿しているのか、ホルンやラッパの音が響いて来てた。いい感じ~
こんなところで合宿っていいな。
美女平にて ここはもう977m
このあたりの森には、樹齢の高い立派な杉の木が多い。
駅の脇の杉も由緒ある杉のようだ・・・
この日の富山県台風のあとのフェーン現象とかで、めちゃくちゃ蒸し暑い。早々に
ケーブルに乗って立山駅に与作号を引きとりに向かいました。
明日は、称名の滝にいきます。
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