すぽたんとおばたんの旅に妹おばたんが加わった。
「リンゴが畑になってるとこを見たい」とのたまう。おばたんが昔同じようなことを言っていた。さすが姉妹だね。
と、いっても・・・
おじたんは仕事中なので、電車と徒歩で行けるところじゃないと・・・
ということで春にリンゴの花を確認済みの小布施に出かけた。
長野市周辺では須坂(Suzaka)市が産地として有名。小布施は栗の産地として有名なのだけど、栗もリンゴもぶどうの畑もある。
中心部は昔とは違ってオサレに変身しているが、ちょっと歩くとのどかに果樹園が拡がって、その向こうには北信五岳(飯綱山、戸隠山、妙高山、黒姫山、斑尾山)が見えてるの。この眺めをゆっくり見るなら日帰り温泉小布施の湯だよ。
秋の陽に映える赤い実黄色い実。
今年店頭に並んでいた「秋映(Akibae)」はもう畑にはなくて、今なってるのはシナノスイート(赤)とシナノゴールド(黄)とこれから出荷を迎えるフジだと思う。
う~ん♡すてきなすてきな秋の日だ。
神社の境内はまっきっ黄のケヤキの葉でふかふか |
境内にはいろんなお社が集められているなぜか金毘羅宮もあった |
ユニークな遊具 オバサン型ではなくヤドカリ型 後ろはホタテ? |
地元感いっぱいの菊花展 いいなあ・・・ |
さて、ちょっと歩くと・・・は、結構大変なことになった。
リンゴ畑を見るというミッションは早々にクリアできたのだが妹おばが農産直売所へも行きたい、といいだしたのだ。
グーグル先生片手に歩き出したものの、小布施の道は京都や札幌とは全然違う。まっすぐ行っているつもりがどんどん目的地から離れ、その方向へ向かえる横道が皆無。
迷っているところへ向こうから外国人のおばさんがやってきた。
「ハイ!」に
「ハイ!」ととっさに返せるのは妹おばさすがの洋行帰りだ。
迷子になったらしい。北斎館へ行きたくてもうず~っと歩いてきたのに行けども行けどもつかない!」とプリプリしている。
グーグル先生も見せてここをまっすぐ行けばいいと言っても、「私はそっちから来たんだ!」と譲らない。妹おばが「でも、あなたは間違ってたんだと思いますよ。私達も旅行者だからこれ以上は無理!」とペラペラっとしゃべって逃げ出した。
そう、おばたんたちもほぼほぼ迷子なんだから。
小布施は北斎が晩年滞在していたのでマンホールのふたは波柄 |
緯度の脇のガマズミ真っ赤 |
それでも何とか直売所にはついたものの、3時過ぎ、もう物品はまばらだったのでした。
そこからは、さくさくと行きの2割くらいの速さで中心部に戻れたの。
栗菓子が食べられるお店でお茶をして駅に戻ったよ。
モンブランは、栗栗していて疲れた体に沁みました。
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