「ヒマで落ち込む」なんて贅沢だけどそういうこともあるし、自分でも贅沢なんだよなぁって思うだけにつらいものである。
まあ、空の巣症候群の軽いやつだろう。
さてさて、メインは、大きな本棚を1メートルほど動かすこと。
でも、重たい本やら図録やらスケッチブックやらがこれでもかこれでもか!これでもか~~~!と押し込まれているので、ぜ~~んぶを一旦出さないとおばたんの太腕でも、びくともしない。
はじめてしまったら、やり遂げないと足の踏み場もない。
おやおや、こんなものが・・・!
子どもの提出用日記帳・・・これはおもしろいからひきつづきお取り置き。
むむ、これは・・・?
厚い本の後ろに隠されていたのは、自分の大学後半から就職したばかりの頃の日記帳。
げっ!前に捨てたと思ったのは別のものか?筆まめなやっちゃな。
怖いもの見たさで ぱらぱらとめくって、赤面し、今度こそ捨てる。
でも、日記帳にはさまってた古い手紙類はお取り置きだ。
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「すごくいい演奏会で感動したよ!いい学生時代だったね!うらやましかったよ!」
これは、演奏旅行の会場に来てくれていた幼馴染からのハガキ。
同じゼミで一足早く結婚した友人からは、「私の夫はこんな人だよ。」とおのろけの後「学校がんばってね、早く1年6組の生徒さんと仲良くなってね」と温かい応援。
4年間同じ下宿だったMちゃんからの「もうすぐ結婚するよ。式には絶対来てね!」という報告。
赴任先の高校に講師に来ていたKちゃんからの結婚式の招待状。
「今日は渋谷でおデートでした。下宿のおばさんとちょっとうまくいきません。」
というかわいいのは、大学生活を送ってた妹からのハガキ。
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なんでこれだけ挟まっていたのかは謎だけど。
ぶわ~~と当時のことがよみがえる。
不足不満を並べ立てることが多いこの頃だけど、
昔も今も、いつもいい友達がいてくれてることは確かだな。
みんな、別れ別れになっててもそれぞれの場所で頑張ってるのを知っている。
手紙のうちの二人とは今はもう連絡が取れないけど、
きっと手を抜かずに船をこぎ続けてると思う。30年前はそんな人たちだったもん。
それにしても、今日は子供たちより若い自分を見つけ出してしまったよ。
ハガキたち、おばたんを今日励ますために30年も日記帳にはさまってたのかい?
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