2016年9月29日木曜日

同期会で道後温泉にお泊りしたよ①

愛媛に列車で行くのは初めて。
おばたんの実家(徳島県)からは、一旦多度津(香川県)に行って折り返すように瀬戸内海を左にたどって行く。
地図上は海際を走るのだが小高い山が挟まって容易に海は見えない。
やっと海が続いて見えたのは、松山市内に入ってからだったよ。台風の後もぐずぐずしていたお天気だが今日はよさげ。

松山駅
松山駅の改札

今治のゆるきゃらバリィさん


集合場所は大街道(おおかいどう)。
路面電車の駅でこのあたりが松山の中心街のようだね。
みんな、早くこないかな。
スタバで集合時間までお茶するすぽたん

松山城

天守閣がちょこっとあるだけなのかな?と思っていたら、立派な城郭だった。
穏やかな瀬戸内の気候のせいか屋根のカーブがなだらかで、上よりは横に広がりを感じる建物だ。吉宗の頃に一度落雷で焼失して再建。
ここの大天守は江戸時代最後の完全な城郭建築なんだって。当時の松山藩主は松平家。
完成は黒船来航の翌年だそうだ。せっかく作ったのに時代がすぐ、かわっちゃったんだね。
石垣がすごくきれいに組んであった

今日は青空です

行きはリフトで登った(ロープウエイもある)
天気がよくなった分蒸し暑いがお城の中はひんやりしている。
高台にあるので天守閣の上は涼風が通る。このお城には小天守もある(姫路城にも大天守・小天守があった)
天守からは市内一望 殿様気分だ

地上に降りてむかったのは
萬翠荘

ここは、大正時代の建物。
旧松山藩主の子孫でお洒落なお仏蘭西帰りの久松伯爵の別邸で、皇族方が訪れた際はお泊りして夜会が開かれたらしい。
「ほほ~ぉ♡」・・・『ハイカラさんが通る』を思い浮かべるおばたんである。
神戸北野のうろこの家を思わせる屋根は、三陸の雄勝石らしい。
そんなに大きくはないが建材にこだわりのある建物で「大理石の見本市や~」
窓にステンドグラス

本物の水晶のシャンデリア

愛媛県庁も趣のある建物だわ・・・と思っていたら設計者が木子七郎という、同じ人だった。
外から見た感じでは、まだ使っているようである。
ちょっとうれしい。

坂の上の雲ミュージアム
ここは、もちろんあの司馬遼太郎の「坂の上の雲」の作品世界を語るミュージアムである。
安藤忠雄の設計で三角柱をぐるぐる登って行くようになっていた。
NHKで阿部寛さんともっくんがかっこよく演じていた秋山兄弟の写真は、かっこよかった♡
そして正岡子規と香川さんもよく似ていた。
うまくキャスティングするもんだな~
ミュージアムの窓から萬翠荘が見える

道後温泉
路面電車に乗って道後温泉へ。
夕方の光の中の道後の駅前は、なんかこの世とあの世の境みたいな色。
ああ、これは何かに似ている・・・そっか。
『千と千尋の神隠し』ね。















われらの到着時間

愛媛と言えばミカンです

商店街より道後温泉本館を見る

本館前 たいそうなにぎわい「今日は入浴は無理かな」
日本人、外国人でにぎわう商店街を通って今日のお宿「道後館」へ入りました。

ご飯の後もう一度本館前まで行ってみたけど、やっぱりすごい人。
「明日早起きして来ようか・・・」ということになりました。



年に一度の同期会。
大学の吹奏楽部の同期の集まりなんだけど、今回はもともと参加者が少なめだったところへ
幹事さんが病に、女子1名が骨折に倒れ男女6人トリプルデート状態になってしまった。
お膳も6つで寂しい宴席。
みんなお酒も弱くなって、お腹も小さくなって、就寝も早くなってちょっと寂しかった。
もう大騒ぎも、論戦もないのかしら。







0 件のコメント:

コメントを投稿

猫額園の収穫

秋に蒔いた小松菜とさやえんどうとグリンピース、みんなそれぞれ頑張ってくれました。小松菜とグリンピースは撤去し、種を採りました。また来年も育ててみよう! さやえんどうは、まだ続々となっております^_^