お婆さんの骨折以来、めっちゃめちゃ忙しかったのですが、おかげさまでやっといろんなことがいいように収まりました。
ということでちょっこと長野へおでかけ。
時間を有効に使おうと16時45分発、バスタ新宿からバスで約4時間。
3200円はリーズナブルだけど、週末帰省のおじさんたちで満員。
起きているときはジェントルマンなんだけど、
寝ちゃうと「んが~っ」と哭きながらもたれかかってくるのがちょっとな~。
土日は晴れるはずだったのに台風のせいで不穏な空模様。
それでもこの季節、紅葉を見なくっちゃと裾花川を上って「鬼無里」へ。
ここは、古い里で
平安時代に都から落ちてきた「紅葉」という女性が「鬼」になって付近を荒らした。
都から討伐を命じられ、派遣された武将に滅ぼされて、めでたく鬼が無い里になった、ということで「鬼無里(きなさ)」と呼ばれるようになったんだそうな。
でも、「紅葉」は才色兼備で里人に文字や文学、いろんな知識を授け、頼りにされ祭り上げられて力を持ったのをのを都では「けしからん、謀反じゃ」と見て、やっつけにきたんだ、という見方もあるよ。
そっちの方がありそうだわ。
今もそんなこと、多いしね。
さて、奥裾花橋のあたりから、紅葉は本格的に。
でも、青空がないと魅力半減。
ざんねんな写真ばかりです。
青空だったらなあ・・・ |
この斜めに走った岩の層すごいでしょ? |
ここの、岩山が本当にすごい!
構造帯が二つ近くを通っているそうで、南北にぎゅぎゅっと褶曲した岩盤がV字谷の両側にそそり立っていて、木や草はわずかな土を握りしめて急斜面に生えているの。
なんか、感動!
おばたんは、石好き。知識はないので詳しいことはわからないけれど、すごい岩を見るとわくわくしちゃうのだ。
(そして登ってみたくもなる)
硬い岩の間に砂岩の層があったのが崩れて管のように後が残っている場所 |
礫岩の層につるつるの鏡岩という別の石の層が重なっている断層面 |
岩の上を水が流れて穴をうがったポットフォールという地形 |
この岩の虹みたいな形!こんなのみたことないよ~ |
もういっかい地学の勉強したくなりましたわ~。
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