2015年10月8日木曜日

おばたん盛岡にお別れ② 鳴子温泉に寄り道だ

「引っ越しの疲れを癒すぞ。帰りに鳴子温泉に寄り道だ!」
こけし柄だよ!
おばたんとボクとコウロン君はやまびこ号を古川駅で降りた。
乗換7分で陸羽東線にお乗り換え。
別名「ゆけむりライン」
宮城県の小牛田(こごた)から山形県新庄市までを走っているよ。きっと途中にいろんな温泉があるんだね。
白い車体に赤と緑の鮮やかなラインが入っている2両連結。
ディーゼル車なのでプシューと はでな音を立てながら発車に備えているよ。
大きな駅以外では、一番前のドアしか開かないし外からは後ろのドアを手動で開けて乗るんだ。
知らずに2両目に乗ったらおり損ねてあわてふためくかも!
ガッタンゴットンと動き出した車内には「津波の時には・・・」なんていう注意書きがある。

せっかくなので途中で「岩出山」に降りた。
ここは伊達家のゆかりの地。
コウロン君が見つけた「感覚ミュージアム」っていうマイナーな?ミュージアムに出かける。
人間の五感を刺激して研ぎ澄ましてみようよというミュージアム。子どもも大人もけっこうはまるよ
「ええ~?そんなとこ、もう無くなってんじゃないの?」などと失礼な発言を重ねるおばたんだったが、行ってみるとなかなかおもしろかった。
はるか遠くからそこを目指すほどではないけど、近くまで行ったら立ち寄って楽しめるところだよ!
次の駅は歩いて1㌔。
ローカル線にしては至近距離だ。
「有備館駅」
有備館のお庭から建物を見る

ここには伊達家の郷学(藩校に準じた学問所)「有備館」があるのだ。一行は知らないで行ったのだが美しい茅葺の建物2棟に立派な庭園のある場所だった。ここでトップクラスの成績を修めた子は、仙台や江戸で学ぶ機会を与えられたのだそうだ。
3.11の震災で建物は倒壊、庭にも被害が出たそうだが現在はほとんど修復されていた。
無料で綺麗なお庭を回れて満足・・・だが、しかし!
ローカル線というものは、一回行っちゃうと次の汽車がちょっとやそっとでは来ない。おなかがすいたが食堂はない。盛岡駅で買ってあった納豆南部せんべいで食いつなぐ僕たちだった。

「来た来た!」
汽車を乗り継いでやってきました「鳴子温泉」
汽車を下りるとぷ~んと硫黄の匂いが漂う。
ポストもこけし型だ














「え?」びっくり!
駅の中にステージと観客席とミニミニ図書館がある。切符売り場とか改札・・みたいな本来の駅部分はめっちゃ少なくてちょっと斬新?
しかも街は「鳴子音楽祭」の真っ最中だったのだ。
ぼくたちは知らないで来ちゃったけど
「今年で8回目の開催。土日2日間街のあちこちでライブ開催!」という大変な騒ぎだったのだ。
一応ジャズメインらしかったが、演歌とクラシックと童謡以外は何でもあったような気がする。
土曜の夜は遅くまで盛り上がっていた。
トリのグループはアクエリアスとかダンシングクイーンとかおなじみの曲をノリノリで演奏してて、湯上りの観光客や町の老若男女が踊ったり歌ったりしてとってもいい感じだった。
お宿の確保は大変だったけどなんだかとっても楽しい時に行けてラッキーだった。

お宿は創業380年の老舗宿「ゆさや」
伊達家から湯守やら関守やらを任されていたという古^^^いお宿。
トイレが別室だったけど、建物に味わいがあってお湯もとてもよくて一行は大満足。ウナギ湯っていうぬるぬるすべるお湯なんだ。
今時珍しいお部屋食で台付きのお膳 この土地らしい食べ物が使われていてよかった。

ドア入ってすぐは洋風奥は和室で使いやすかった

窓の外はもうもうと湯煙の源泉 隣の銭湯に木の管でお湯を送っている
翌日は「鳴子峡」に出かけた。
すごく深い峡谷 すぽたんの後ろはポスターにもなっている橋 
谷下に陸羽線のトンネルがある 撮り鉄諸氏はそこを出たところを撮るらしい

行きはタクシー。帰りは徒歩。遊歩道が立ち入り禁止だったので車の道を歩いた。








途中で「こけし館」に立ち寄り
いっぱしのこけし通に。
実はおばたん昔ちょっとだけ東北各地のこけしを集めようとしていた。
こけし館の前のデッカイこけし お腹の柄や髪型が産地でみんな違う
鳴子こけしは胴がちょっと細くなってて菊の花が描かれている

主なコケシの系統

芭蕉が「蚤虱 馬のしとする枕もと」と詠んだ尿前の関にも立ち寄った。何かの撮影をしていたのであまりちゃんと見られなかったのが残念。付近には芭蕉の句碑やふるそ~~うな不定型な石のお墓が林の中に何基も立っている。すぐそばに人家もあるけどちょっと雰囲気が・・・
尿前の関址 出羽の国と陸奥の国の境で要衝の地 かなり厳しい関所だったらしい 
芭蕉たちも咎められて苦労したみたい
野菊がいっぱい咲いていたよ

鳴子温泉には9種類のお湯が湧いているそうだ。
昨日3種類は制覇。
帰りの電車までに「早稲田桟敷湯」という銭湯にいった。
早稲田湯の源泉 中は写せませんので
ここは昭和23年に早稲田の学生(理工学部だとか探検部だとかいろいろ言ってたがきっと前者だろう)が掘り当てた温泉だそうだ。黄色い目立つ建物で中は檜の匂いがしていいお湯だったよ。
銭湯前の広場が音楽祭のメインステージで、今日もみんなが音楽を楽しんでいる。屋台もいろいろ出てテーブル席でむしゃむしゃゴクゴクやりながらのんびりしている。いいなあ~。

旅のラスト。
お昼ご飯を食べようとお蕎麦屋さんに入った。
冷やしおろし盛りそば(蕎麦の上にダイコンおろしと温泉卵とまいたけ天ぷらが乗っている)を頼もうとしたら、おばあちゃんが、
「それは、ちょっとお時間がかかります。電車の時間が迫ってるからやめたほうがいい。
てんぷら・そばセットにしたら?」という。
「それってどんなのですか?」
「冷やしそばに、温泉卵とまいたけのてんぷらがついてる。」
材料は同じなのになぜこっちは時間がかからないというのか
・・・今もって謎のままである。ダイコンおろしもちゃんと盛ってあったしね・・・・そばがゆでたてだったりするのかしら????
そのお蕎麦もとてもおいしかったので、まあどっちでも良かったな。

引っ越しの疲れはすっかり取れて
ボクたちは「あ~だから今夜だけは~♪」という歌声に送られて鳴子温泉を後にしたよ。
新幹線の中から夕空 宇都宮のあたり

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