2019年11月10日日曜日

妙義山の4つの石門は・・・

11月になって快晴の日が増えたね。


真っ青な空にギザギザの稜線がかっこいい妙義山。関越を通るたびにお近づきになりたいと思っていたおばたん。このほどついにその麓の石門地帯に出かけてきたよ。
あのギザギザを歩くのは手練れの山人たち。
おばたんたち5人には手の届かない聖地だ。
この地図の左半分を歩きました

石門は初心者でも行ける。ということだったが一歩踏み入れると
結構険しい。そこをかわいい子供たちが次々と降りてくる。
「こんにちは!何年生?」
「年長さんです」


第1の石門

第2の石門 写真左下の鎖を手繰ってこの岩の間をくぐって向こう側の崖を下りるのじゃ

へえ~。すごいな…と思いながら第2の門に着くといきなりの「鎖場」だ。
今まで接した鎖場とは鎖場が違う!
高い!短いとはいえ急斜面のトラバースだし!
「ここが初心者~?」という怖さだった。
あの幼児たちはここを越えてきたのか・・・
「群馬や長野の初心者と埼玉の初心者は違うんだよ。」という隊長のことばにうなづきつつ進んでいく。
めっちゃ細い岩の間をお尻を持ち上げて挟まれないようにして超えると、今度はくるっと向きを変えて鎖を頼りに崖を下りる。手袋がすべるので滑り降りるような感じだった。

「こんにちは~!」
「こんにちは~!」今度は小学生の皆さんが元気に下りてくる。
おばたんたちは引率の先生に
「そっちに足をおいて!はい、こわくない!もっと体を離して。」
「はい~、よくがんばったね!」
と指導とお褒めを頂いていた。
群馬の小学校の先生、すごい!ガイドさんみたい。

第3の石門 門の向こうは断崖で通行止め

第4石門 広場になっていてさっきの小学生もお弁当を食べていた

第4石門脇の崖からの眺め

第3の石門、第4の石門への道はそれほど怖いこともなく、紅葉が始まったばかりの素敵な山歩きを楽しんだよ。

ぼくは、リュックのポケットに入って
落っこちないようにとても気をつけていたよ。
・・・・・

さて帰りは石門のない「楽な」道をたどった…はずだったが
「轟岩」はこちらという矢印がおばたんたちを誘惑。
「見るだけ見て来ようよ」3人のおばたんが誘惑にのってしまった。

じつはこの大岩は中之嶽神社の拝殿の真後ろにくっ付いている岩だったので「見る」ことは既に「見て」いて、これは登る道を示す矢印だったのだ。
わ~!急な登り。
鎖がついていてもよさそうな岩の斜面をのぼるんだけど、
経験とはエライものでさっきほど怖くない。
「慣れた時こそが危ないんだよ。」
「慎重に行こうね」
後から来た大人ファミリーがどんどん行く。
「え~まだ行けるんだ。あんな高いところ行けるの?」
待っていても降りてこないので声をかける。
「すみませ~ん、私たちが行ってもスペースありますか?」
「あ、どうぞどうぞ!」
「じゃ、行きま~す!」

行きま~す、は良かったけどまたまたお尻が挟まる細い岩間や、鎖に鉄梯子・・・
今日の集大成のような上りがあって、
めっちゃめっちゃ高い~怖い~岩の上にたどりついたよ。
車を置いてある駐車場は、遥かな真下に見えるではないの。
轟岩のてっぺんから下をこわごわ覗き込むおばたん・・・

「いや~、今日一番だったね。」
「妙義山の登山ってこういうところをくりかえすんだろうね」などと満足げに話したおばたんたちだったが・・・・・
駐車場からお山を振り返るとあんなに高く思えた「轟岩」は、お山の下の方にみえるのであった。・・・妙義山登山を語るなんてとんでもなかったわ。
下から見た轟岩 

おととしくらいから近所で野山歩きを始めたおばたんたち。
本格登山は夢のまた夢として、
みなさんにご迷惑をかけないように楽しい山歩きを続けたいな~と思うのだった。
ボクも落っこちないようについていくよ!
道の駅で買ったおみやげ




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