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以前のきんもくせい君 |
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今日のきんもくせい君 |
ほ~ら、ずいぶんさっぱりしたでしょう?
いつも巣をかけようとしては、めげているあのハトの夫婦も、これはちょっと引くね。
実は、私はハサミを使うのがとっても好きらしい。
・・・と気づいたのはほんの数年前なのだが、
もっとはやくこの性癖に気がついていたら、
ヘアスタイリストかガーデナーになる道に進んでいたのに、残念である。
今は、貧乏で髪を切りにも行けない苦学生の息子の髪と
狭い猫額園の刈込でがまんしているが、才能がもったいない
・・・・・と言ってくれる人はいない。残念である。
さて、その植木屋さんが大きな大根を2本くれた。
よくある青首ダイコンではなく、練馬大根という風情のりっぱな足2本。
お昼におばあちゃんが受け取って、流しの横においてあった。
夕方台所に行ってみるとそのままある。
おばあちゃんいわく
「こんな泥と葉っぱがついたダイコンようさわらんわ!虫食うてるし、出てきたら怖いわ!」
いったいどんなお嬢様?っと思いながら、大根を洗って葉っぱはゆでる。
おジャコとゴマを入れて炒めたらおいしいごはんのお友達ができた。
おばあちゃんは、昔一瞬だけ、姑(故人)といっしょにいたらしい。
「ほんまに、きつい人でな。一回な、ずっと天ぷら揚げさされてんや。
あれは、嫌やったわ。怖いし、火傷するやろ!」
…普通しない。
きれいになった大根を見たらきっと叫ぶね。
「いや~!ありがとお!洗うてくれたん?あんた、ほんまに働きもんやなあ!
わたしは、ようせえへんわ。虫、怖いやろ?
私ダイコンは、よう食べるねん。」
・・・・ごちそうさんでした!
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