昨日は、知人の下宿探しについて行った。
「風呂なし、共同トイレ可、炊事場付きの4畳半希望」・・・という。
今時、見つからないのではないかと思ったが、不動産屋さん曰く
「いえ、けっこういらっしゃるんですよ。いかにも学生、って感じを味わいたいという方が。少なくはなりましたけど、物件もありますよ。」ということで、3件案内された。
1つ目は、いかにもな下宿屋さん。20人くらいが住める2階建ての長屋。
2つ目は、崖の上で一階の6畳。ちょっと湿っぽい。
3つ目は、2面にガラス窓の2階角部屋、まるで温室のように明るく暖かい(夏は・・・?)。
ということで、知人は1つめの家に決めたようだ。
木造で築年数は不明。床がちょっと波打っている。
炊事コーナーの上には、なんと裸電球。
昔は、敷地内に同じような下宿棟が3つ並んでいたらしいが、10年ごとに普通のマンションに建て替えられていって、現存は1棟。
下から見ると窓に小さな手すりと物干しざおを架ける錆びたフックが見える。
学生時代に1年を過ごした、「三日月荘」を思い出した。
大家さん老夫婦が1階にいて、「大事な娘さんたちを預かってますんやさかいな。」
とか言って、たいそう厳しく監視されたもんだ。
でも、確かにあそこで、学生時代にしか経験できない貴重な空間と、今に続く友達をもらった。
さて、くだんの知人君、「思った通りの下宿だ。」と喜んでいるが、
エアコンもない下宿でどんな生活をエンジョイするのかな。
付近を散策していると「漱石公園」という小さな公園があった。
ここは、夏目漱石の終焉の地らしい。
管理事務所にはおじいさんがひとり。
パンフレットをくれてDVDをちょっと苦労して再生してくれた。
DVDは漱石というより、区のプロモーションみたいだったけど、パンフはすごくちゃんと作ってあった。
漱石は新宿の人だったのね。・・・ちょっと意外な気がした。
2013年2月15日金曜日
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