高速をそれて旧中山道へ入ろうということになって、霧積・碓氷峠・・・というなんだかとっても文学的な響きの道へ入る。
「この先にメガネ橋っていうものがあるらしいよ。見ていく?」
「見てく、見てく!」
「あ!これがメガネ橋!」
碓氷第3橋梁・・・明治時代に作られた信越本線がアプト式だったころの橋梁。昭和38年に廃線になって、現在はこの上を歩くことができます。レンガ造りで風景に溶け込むすてきな遺構です。
澄んだ青空に浮かぶ雲たちが次々と橋梁を渡っていきました。
夕方までに運転のKさん所有の「温泉付き別荘」に着けばいい、ということでいきあたりばったりな4人旅は続きます。
次に降り立ったのは旧三笠ホテル。明治38年にできた軽井沢のホテルで重文ですって。
チョコレート色の外壁に凝った太く白い窓枠がちょっとくどい?感じ
ですが、「洋館」らしい洋館でした。中のお部屋のかんじもよく残されています。和風な彫のほどこされたカーテンボックスやチェストや洋服ダンス、風景がゆらゆらと映る昔のガラス窓など、人間の手仕事のあたたかさというのは、使われなくなっても残っているものなのね・・・とおもいました。
近くで「ホテルで当時出していたカレーライス」なるものを食べました。

好みで塩タマネギや特製ガラムマサラを加えたりできます。

東君平さんの絵や本がいっぱい展示してありました。
お腹いっぱいになった4人は、「鬼押し出し園」へ。
付属施設?の浅間火山博物館で浅間山についてお勉強して付近を散歩。
ほとんど快晴。
これもすぽたんの日頃の精進のたまもの?
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浅間山の溶岩の上に立つ |
ごつごつしたクランチチョコみたいな溶岩と、何かでスパッと切りだしたような溶岩があります。
溶岩の隙間には、植物がいっぱい根を張っていてます。
火山もすごい。